こんにちは、みるてぃーです。
肉じゃがを作ってみたけど、じゃがいもが煮崩れてボロボロになった経験はありませんか?
『伊藤家の食卓』という番組があったのはご存じでしょうか?
私がまだ新婚の頃だったので、もう20年前?くらいでしょうか。
いろいろな裏ワザを紹介する番組だったのですが、その番組で梅干しを入れると肉じゃがのじゃがいもを煮崩れなく作れると紹介されていました。
新婚の頃で、料理もあまりできなかったので、ありがたい情報でした。
調べても出てこないので記憶が間違っていたらすみません(-_-;)
参考にしていただけると幸いです。
肉じゃがのじゃがいも煮崩れしにくくなります!梅干しを一つ入れるだけ
じゃがいもはなぜ煮崩れてしまうのでしょうか?
じゃがいもにはペクチンという物質が含まれていて、その成分が細胞壁を構成し、さらに細胞と細胞の接着剤のような役割をしているそうです。
加熱をして80度以上になるとペクチンが分解されやすくなって、細胞と細胞をつなぎとめる役割が弱くなり、煮崩れしてしまう、ということらしいです。
ペクチンは中性、アルカリ性の状態では熱で分解されやすいのですが、酸性になると分解されにくくなるそうです。
梅干しを入れると酸性になるので、煮崩れしにくくなるという訳ですね。
煮崩れしにくい肉じゃがの作り方(梅干しを一つ入れるだけ)
おいしいレシピはクックパッドさんにたくさんあると思いますので、材料の分量などはそれを参考にしていただきたいと思います。
私の作り方は、
① まず牛肉を炒める
② じゃがいも、にんじん、たまねぎを入れて一緒に炒める
③ 火が通ってきたらお水をひたひたに入れる
④ 顆粒だしをいれる
そして、この時、梅干しを入れます。
⑤ 沸騰したらあくを取り、弱火で10分~15分
⑥ 砂糖、しょうゆ、酒で味付けをします。(目分量です)
⑦ 再び5分位煮込んで、火を止めて、しばらく放置。
⑧ 食べる前にもう一度温めなおします。
3人分で梅干し1個使っています。
量が多い場合は増やした方がいいようです。
梅干しはスーパーで売っている安い梅干しで大丈夫です。
高級な梅干しを入れるともったいないし。
そのまま味わって食べたい。
「肉じゃがを作ったけど、煮崩れた」・・・と言っていた方に教えてあげたら、「ほんとに煮崩れなかった」と喜んでいただけました。
その他、煮崩れしない方法
調べたらこんな方法もありました。
〇 沸かしたお湯に入れて放置する
まず最初に鍋にお湯を沸かします。
じゃがいもを使うサイズに切ります。
お湯が沸騰したら火を止めて、じゃがいもを入れます。
20分以上放置します。
〇 水にさらす
切ったら30分以上水にさらすと煮崩れしなくなるそうです。
〇 そもそも煮崩れしにくいメークインを使う。
まあ肉じゃがを作るときは大体メークインを買って作っていますが。
〇 油で炒めてから鍋に入れる
これも一応先に炒めてるのでやってますね。
〇 レンジで加熱してから使う
切ったじゃがいもをさっと洗い、ラップに包んで大きめ1個で2分~2分30秒くらいレンジで加熱。
〇 面取りをする
・・・などなど。
他の記事を読んでくださっている方はご存じでしょうが、私はめんどくさがりなので、面取りはしたくないし、時間がかかるのも無理です。
ということで、梅干しに頼ります。
まとめ
肉じゃがのじゃがいもは梅干しを入れて煮ると煮崩れないという話でした。
カレーでも使っています。
・・・が、種を取ってから入れないとガリっと噛んでしまって歯を痛める危険がありますのでお気を付けください。
(初めて試したときに、それでも梅干しを見つけることができるだろうとそのまま入れて、食べる時に気付かずガリっと噛んでしまいました。
歯は大丈夫でしたが、びっくりしました汗)
肉じゃがやカレーのじゃがいもを崩したくない方、煮崩れに悩んでいる方は梅干しを入れる方法をぜひお試しください。
ご参考にして頂けると幸いです。
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